ヘアカラーの使い方

各ノズルの特徴を確認したら、いよいよヘアカラーの使用開始です。

ヘアカラーによる髪染めの基本的な流れは、ヘアカラーリング剤の塗布 → 一定時間の放置 → 洗い流し、となります。

ここで最も重要なのは、当然ながら塗布の段階ということになりますが、この部分はそれぞれの商品、タイプによって手順が異なるので、ここでは残りの二つに関して説明します。

ヘアカラーの塗布が終わったら、一定の間その状態をキープし、カラーリング剤が完全に定着するのを待つことになります。

ここで重要なのが、待ち時間です。

これは各商品によって異なるので、あらかじめ取扱説明書を読み、どれだけ待てばいいかを確認しておきましょう。

ここでひとつ問題となるのは、この待ち時間は変動するという点です。

気温、湿度など、その時その時の環境条件によって、待ち時間は微妙に変わります。

よって、念のために「指定された時間よりやや長く待つ」ということを心がけましょう。

そして最後は、洗い流しです。

これは、割と軽視される部分ですが、実は非常に重要です。

シャンプーやトリートメントですら、洗い流しをしっかりとせずに頭皮や毛髪に残してしまうとダメージとなってしまいます。

まして、シャンプー等より刺激の強いヘアカラーとなると、さらにダメージは甚大になります。

絶対に残すことのないよう、しっかりと洗い流しましょう。

ただ、洗い流す場合は優しく、柔らかく流す必要があります。

クシや爪で頭皮を傷つけては、元も子もありません。

念入りに時間をかけて流すことをおすすめします。

泡タイプの使い方

ここからは、ヘアカラーのタイプ別の塗布の仕方を説明していきます。

ヘアカラーにはいくつものタイプがありますが、その中で比較的初心者が使いやすいタイプは、泡タイプではないでしょうか。

「エアゾールタイプ」とも呼ばれるこの泡タイプは、使用感が柔らかく、また広がりやすいので、ムラが生まれにくいヘアカラーです。

乳液タイプと共に、初心者向けとして知られています。

そんな泡タイプのヘアカラーですが、まずは混合液を作るところから始まります。

これはほとんどのタイプに共通することなので、難しいことではありません。

基本的には、容器に複数の液体を入れて混ぜるだけです。

ただ、混ぜる際に容器を強く振ると、商品の正しい効果が現れなくなります

しっかりと説明書を読んで、正しい方法で混合液を作りましょう。

それが終わったら、いよいよ塗布開始です。

泡タイプの使いやすい点は、髪に直接付けるのではなく一度手に取れる点です。

適量の泡を利き手に出し、髪に付けます。

ここで注意するのは、どの部分を重点的に染めるかです。

白髪染めの場合は、当然白髪部分ということになります。

黒髪を染める場合は、染まりにくいとされている部分を重視すると良いでしょう。

泡タイプのヘアカラーは、塗布した後に揉み込みます。

ただし、シャンプーのように頭皮をマッサージするような間隔ではなく、毛髪に馴染ませるよう、軽く優しく揉み込みましょう。

後は放置して仕上げになりますが、その前にしっかりと染めたい部分全てに行き渡っているか、手触りで確認しましょう。

また、髪の毛が絡まっていないかもチェックすると良いでしょう。

液状タイプの使い方

液状タイプ、いわゆる「ジェルタイプ」のヘアカラーは、ノズルタイプになっている物が多く、使いやすさという点では、初心者向きではないかもしれません。

ただ、慣れてくると部分染めもしやすく、かなり使い勝手が良いタイプとなるので、早めに使い方を覚えておいて損はありません。

そんな液状タイプのヘアカラーの使い方を紹介します。

まず、混合液を作ります。

複数の液体を容器に入れて混ぜるという点は、泡タイプと同じです。

ただし、泡タイプよりもかなりしっかりと混ぜる必要があります。

商品にもよりますが、大体20~30回くらいは容器を振って混ぜ合わせる必要があるでしょう。

混合液を作ったら、次は早速毛髪への塗布です。

ジェルタイプのヘアカラーは、直接髪の毛に塗布します。

最初に付ける場所は、自分が重点的に染めたいと思っている部分です。

白髪染めの場合は、白髪の特に気になる部分に付けると良いでしょう。

基本としては、髪の前半分にまず塗布し、次に後ろ半分、そして最後に全体のバランスを整える、という形で塗布していきます。

前と後ろで、大体一度に使用する量の7割くらいを使い、残り3割で全体を整えると、上手く染め上げることができます。

生え際には、根元を沿うように塗布し、その後手を使って毛先まで伸ばすという形で塗布していきます

側頭部などに広めに塗布する場合は、S型に付けると広げやすくなります

塗布が終わると、次は髪の毛への浸透です。

まずは手で揉み込み、その後クシでといて全体に馴染ませます。

仕上げが終わった後、最後にもう一度、重点的に染めたい部分に塗布しても良いでしょう。

クリームタイプの使い方

クリームタイプのヘアカラーは、基本的にクシ型、コーム型のノズルとなります。

このノズルは最も使いやすいので、そういう意味ではクリームタイプのヘアカラーも、泡タイプ同様、初心者向きといえるかもしれません。

ただ、クリームは粘着性が強いので、上手く広げないとムラができてしまいます。

慣れないうちは、時間をかけてしっかりと塗布するように心がけた方が良いでしょう。

クリームタイプも、泡タイプや液状タイプ同様、混合液を作るところから始まります

ただ、クリームの場合は液体ではないので、容器に入れて混ぜるということはできません。

トレイに複数のクリームを出し、それをクシやコームブラシで混ぜることになります。

これには結構時間と手間が掛かるため、クリームタイプのネックといえる部分ですね。

ただ、混合液を作り終えると、一気に使用しやすくなります。

粘着性が高いクリームは、ムラができやすい一方で、塗布しやすくもあります。

クシやコームにつけたクリームを、まず重点的に染めたい部分に付け、とかしていきます。

クリームタイプを塗布する際の注意点は、毛髪の根元までしっかりと染めることです

いい加減なとき方だと、髪の上部のみしか染まりません。

毛根までしっかりとクリームが行き届くよう、念入りにクシを使いましょう。

コームブラシとクシが一体化したノズルの場合はまずコームブラシで全体的に塗り、仕上げにクシを使うと合理的です。

生え際などの繊細な部分は、コームブラシで細かく塗布するのがポイントです。

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